【男子ゴルフ】下家秀琉が大会初の連覇へ4位浮上 4月に交通事故 前週最下位予選落ちから得意コースで復調


18番、セカンドショットを放った下家秀琉(カメラ・横尾 紗知)

18番、セカンドショットを放った下家秀琉(カメラ・横尾 紗知)

◆男子プロゴルフツアー バンテリン東海クラシック 第3日(31日、愛知・三好CC西C=7300ヤード、パー71)

 第3ラウンドが行われ、10位で出た昨年覇者の下家秀琉(しもけ・すぐる、エレコム)が1イーグル、2バーディー、1ボギーの68で回り、通算7アンダーの4位に浮上した。

 クールな男が、スタートかホールら会場を熱くした。1番。残り120ヤードの第2打を46度のウェッジで放り込む、ショットインイーグルで飛び出した。「ラッキーもあったので、あんまり…。風が強くて耐えのゴルフになるなと思ったので、そこまで攻めずに自分のゴルフに集中していた」。いつも通りのポーカーフェースで、逆転圏内の4打差に浮上した。

 4月末の中日クラウンズの練習日に高速道路を走行中に後ろから追突され、首を痛めた。ショットに狂いが生じ不振が続いた。先月に今季初のトップ10入りも、前週は最下位の93位で予選落ち。「メンタルをやられていた。ゴルフ場にも来たくなかった」。ディフェンディング大会に暗い気持ちで入ったが、得意コースで霧が晴れた。

 大阪学院大の1年先輩の平田憲聖が米ツアーで奮闘中。毎週結果はチェックしている。2位で決勝ラウンドに進んだこの日のプレーも映像で確認した。「刺激しかない」存在で、LINEでよく連絡を取り合う仲だ。「意味のない会話をするだけ」というのは照れ隠し。クラブの情報交換など、ゴルフの話も忘れない。

 今年で第56回を迎えた歴史あるトーナメントで、連覇を達成した選手はまだいない。「そればっかり言われすぎて、もう気にしていないです」と気負いもない。「伸ばし合いになると思うので、バーディーチャンスをしっかり作って、スコア伸ばせたらいいなと思う。継続して同じスイングをちゃんとやりたい」。やるべきことは明確だ。(高木 恵)

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