
2番ティーショットを放ち打球の行方を追う原英莉花。通算9アンダーで首位と3打差の5位に順位を上げた(カメラ・今西 淳)
◆米女子プロゴルフツアー TOTOジャパンクラシック 第2日(6日、茨城・太平洋C美野里C=6598ヤード、パー72)
米ツアー本格参戦1年目で未勝利の原英莉花(27)=NIPPON EXPRESS ホールディングス=が26位で出て7バーディー、ボギーなしで今季自己最少に並ぶ65をマークし、首位と3打差の5位に急浮上した。念願の初優勝と、日本勢で史上4人目のルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)をダブルで射止める。7位で出た昨年覇者の畑岡奈紗(27)=アビームコンサルティング=が64で12アンダーの単独首位に浮上した。
秋晴れの茨城で、原の笑顔が輝いた。3つ伸ばして迎えた後半10番は14メートルをねじ込み、11番は2メートル、12番は1メートルのベタピンで3連続バーディー。17番は残り35ヤードのグリーン左バンカーから1メートルに寄せる小技で伸ばし、指にボールをはさんでVサイン。フェアウェーキープ率92・8%とショット精度が光り「集中してプレーできた。ティーショットがラフにいかず、攻めることができた」とうなった。
今週はドライバー、3ウッド、パターを新投入。パターはヘッドが大きく重いモデルに替え「ストロークを出すよりバチッと当てる。トンカチみたいな感じ」。15番は2メートル、16番は3・5メートルを沈めてパーを拾うなどパットが安定し、ノーボギーの65をたたき出した。
米ツアー参戦1年目の今季は5度のトップ10入り。新人賞争いでトップを独走し、日本勢では西郷真央、山下美夢有に続く3年連続4人目のタイトルに迫り「ここまで来たら取りたい。勝ちたい思いがある」。初優勝とダブル獲りを狙う。
米ツアーを転戦する中で帰国参戦し「白米と納豆がうますぎる」と和食を満喫。吉田優利、山下と日本勢が2週連続優勝中で「続きたい。風邪ひいてもいいぞくらいなパワーばっちりで臨みたい」と週末へギアを上げる。(星野 浩司)

