
4番、ティーショットを放つ古川龍之介。スコアを4つ伸ばし、9アンダー2位タイに浮上した (カメラ・豊田 秀一)
◆男子プロゴルフツアー ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント2026 第2日(6日、兵庫・三木GC=7004ヤード、パー71)
9位で出たプロ4年目の古川龍之介(25)=ゼビオホールディングス=が5バーディー、1ボギーの67と伸ばし、通算9アンダーでトップと1打差の2位に浮上した。「今年の目標」に掲げる最終戦の日本シリーズJTカップ(12月3~6日、東京よみうりCC=報知新聞社主催)初出場へ、初優勝で切符をつかみ取る。古川と日大で同期の前田光史朗(26)=ACN=が71で回り10アンダーで単独首位を守った。
古川は後半8番で3パットを要し、この日唯一のボギーを喫した。いつもなら頭に血が上るところだが、すぐに気持ちを次に向けた。9番で残り150ヤードの2打目を2メートルに運び、バーディーで締めた。「気合で取り返せた。攻めすぎずに、欲を抑えて回っていた。久々に安定感のあるゴルフができた」。初優勝へ好位置で大会を折り返し、端正な顔立ちに笑みを浮かべた。
テーマは「上りの7~8メートルのバーディーパットを打ち続けること」。2パットを淡々と重ねた。「疲れない。タップインパーなのはうれしいけど『ゴルフってこんなにつまんなかったっけ?』って(笑)」。最終日を好位置で迎えながら、順位を落とすことが多い。「まだ下手なのに『優勝以外興味ない』みたいな熱でプレーしていた。僕はまだそんな立場じゃない。身の程をわきまえた」。心を入れ替え会場入りした。
選ばれし30人で争われるメジャー最終戦、日本シリーズJTカップへ意欲を示す。「初優勝とJT初出場が、ずっと今年の目標」。現在のポイントランキングは36位。「残り4試合で巻き返さないといけない。あわよくば初優勝も」と福島・会津若松市生まれの25歳。9月のANAオープンで内藤寛太郎(44)が同県出身者初のツアー優勝を果たした。「ああやって先輩がかっこいい姿を見せてくれた。続きたいという思いはめちゃくちゃある」。勝者として、夢舞台に乗り込む。(高木 恵)

