【全英OP】市原、パットねじ込んだ!初突破に男泣き


 ◆男子プロゴルフツアーメジャー第3戦 第145回全英オープン第2日(15日・英ロイヤルトルーンGC、7190ヤード=パー71)

 【トルーン(英国)16日=榎本友一】決勝ラウンドが行われ、カットライン上の67位で予選突破した市原弘大は、強い風を攻略できず78をたたき、通算11オーバーまでスコアを崩した。

 11番パー4の名物コース「レールウェー(線路)」では第3打をコース右を走る線路に入れるなど6オン2パットのダブルパー。それでも18番で意地のバーディーを奪い、「緊張感はなく楽しみながらプレーできた。この風の中でうまくプレーできる感じがつかめた」と笑顔で手応えを語った。

 第2日は嵐の中での苦闘の末、2度目の海外メジャー挑戦で初の予選突破を決めた。18番では外せば予選落ちという重圧のかかる1メートル半のパーパットを沈め、観客席にいた父・邦夫さん(65)の涙が目に映ると「もう涙が止まらなくなっちゃって…。こんなにうれしいことはないですね」ともらい泣きした。

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