23歳・森「欲張らず」1差2位


18番でティーショットを放つ森美穂。トップと1打差の3アンダー2位で初日を終えた

18番でティーショットを放つ森美穂。トップと1打差の3アンダー2位で初日を終えた

 ◆女子プロゴルフツアー 国内メジャー第2戦・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1日(8日、北海道・登別CC、6750ヤード、パー72)

 ツアー初優勝を狙うフレッシュな2人が好発進を決めた。昨年のプロテストに合格し、7日に21歳の誕生日を迎えたばかりの浜田茉優(まゆ)=白山ヴィレッジGC=が4アンダー68で自身初の首位スタート。プロ6年目の森美穂(23)=京セラ=が1打差の2位につけた。地元・北海道出身の藤田光里(21)=レオパレスリゾートグアム=ら2選手が2打差の3位で追う。

 愛くるしい笑顔で、森が好プレーを振り返った。高校時代から約8年も愛用してる3、4Wなど4本のフェアウェーウッドを駆使し、自己ベストタイの69。「すごくいいリズムで回れた。欲張らずにやれたのが良かった」とニッコリ。

 前週まで6戦連続で予選落ち。本調子にはほど遠かったが、弱音は吐きたくなかった。2日、長兄・雄貴(26)が8度目の挑戦でプロテストを突破。次兄・博貴(25)は2014年に合格しており、これで3きょうだい全員がプロになった。「刺激になりました」と力に変えた。

 11年のプロ宣言後、キュートなルックスにも注目されてきたが「そういうのは、もういいです」と、ゴルフの内容に注目してもらうつもり。ツアーの最高位はアマだった09年樋口久子IDC大塚家具レディスでの17位。メジャーの大舞台で、自らの実力を証明する。

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