渡辺彩香(23)=大東建託=が日本女子オープンでメジャー初Vを狙う。プロアマ戦出場後、居残りでパット練習を行うなど調整。大相撲秋場所で全勝優勝した大関・豪栄道(30)=境川=は埼玉栄高の先輩。「刺激になります。私もそろそろ優勝したい」と意欲は十分だ。約4年前から師事する八代直也トレーナーは、横綱・鶴竜(31)=井筒=も指導。角界と縁があり「実際にお相撲を見たことがないので見に行ってみたい」と楽しみにしていた。
◆今大会の見所 舞台となる烏山城CCは、名匠の井上誠一氏が設計した戦略性の高いコース。今大会での総距離は6506ヤードながらパー71。ラフが長い上に風の読みも難しく、池が待ち構える。優勝候補の筆頭は2週前の海外女子メジャー、エビアン選手権で優勝し、昨年大会覇者の田仁智。賞金ランク1位のイ・ボミ、同2位の笠りつ子も上位を狙う。米ツアーからは10、13年大会を制した宮里美香も参戦する。