◆女子プロゴルフツアー 富士通レディース最終日(16日、千葉・東急セブンハンドレッドC西C、6635ヤード=パー72)
首位で出た笠りつ子(28)=京セラ=は、松森と1打差で迎えた最終18番でトリプルボギーをたたき、8アンダー2位だった。
逆転優勝をかけた最終18番で悪夢が待っていた。左ラフからの第2打はわずかにグリーンに届かず、バンカーのアゴの真下に突き刺さった。
第3打でもバンカーから脱出できず6オン1パットのダブルボギー。「自分のミスでチャンスをつぶしてしまったので、チャンスがなかったのかな」と語り、初優勝の松森を「長いパットでも入る雰囲気が出ていた」とたたえていた。