「休んだ成果。感覚は悪くなかった」…松山に聞く


練習ラウンドで、真剣な表情でウェッジを選ぶ松山英樹

 男子プロゴルフツアーの三井住友VISA太平洋マスターズは10日から4日間、静岡・太平洋C御殿場C(7246ヤード、パー72)で行われる。11年大会王者で3年ぶりの出場となる松山英樹(24)=LEXUS=は8日、中嶋常幸(62)=フリー=らと9ホールの練習ラウンドを行い、東北福祉大の先輩である谷原秀人(37)=国際スポーツ振興協会=と池田勇太(30)=日清食品=が繰り広げる賞金王争いを「邪魔できれば」と冗談交じりに上位争いの意欲を見せた。

 ◆松山に聞く

 ―世界選手権シリーズで優勝し、今の調子は。

 「いい流れでは来ている。それを持続できるよう頑張りたい。今の状態は『悪い』と言ったら『うそでしょ』と言われるので『いい』と言っておきます」

 ―優勝後どう過ごした。

 「リラックスしたいと思ったのでゴルフをしていなかった。今日、久しぶりにラウンドをして良かったので、休んだ成果が出ているのでは」

 ―世界ランク7位(最高6位)になった。

 「6位とか7位と言われてもあまり(何とも)思わない。安定した成績を出しているからその位置にいられる。いい成績を持続したい」

 ―今大会へ向けて。

 「ショットも大事になるし、グリーン上も乗せたところで難しい。練習していなかったので、(パッティングは)新しい感覚でできるし、今日の感覚は悪くなかった。あとは最終日に向けて試合で自信を持って打てるようにやっていければ」

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