藤田、パットさえた…シリーズ出場へ1差4位に浮上


 ◇男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス 第2日(18日、宮崎・フェニックスCC、7027ヤード、パー71)

 4打差13位から出た賞金ランク2位の池田勇太(30)=日清食品=が左肩痛に耐え、3番でツアー初のホールインワンを達成。67で回って通算7アンダーとし、ブルックス・ケプカ(26)、スマイリー・カウフマン(24)=ともに米国=と並び首位に浮上した。首位発進を決めた賞金ランクトップの谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=は73と崩れ、2打差5位に後退。

 賞金ランク37位の藤田寛之(47)=葛城GC=は69で回り1打差4位に浮上。「結果が出て良かった」。14番は約8メートル、15番では約6メートルのバーディーを決めるなど自慢のパットが光った。

 今季は未勝利。今季の優勝者と賞金ランク上位の合計30選手が出場できる最終戦のメジャー、日本シリーズJTカップ(12月1~4日、東京よみうりCC)の出場権は持っていない。10~12年には大会初の3連覇を飾り「シリーズ男」の異名を持つが、昨年は11年ぶりに出場を逃した。出場権を確実にするためには来週終了時点までに勝つか、賞金ランク20位以内に入る必要がある。「日本シリーズが目標。食らいついていきたい」と闘志を燃やす。

 25日からオリジナルワイン(赤、白とも税込み1本5000円)の販売を開始する予定。「スポンサーに頼み込んで作ってもらった。優勝で美酒? そうなったら最高」と青写真を描いた。

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