【報知プロスポーツ大賞】松森彩夏、初メジャーVへ肉体改造挑む


新井(左)にスイングを披露する松森彩夏

新井(左)にスイングを披露する松森彩夏

 ◆2016報知プロスポーツ大賞(21日)

 10月の女子プロゴルフツアー・富士通レディースで初優勝してフレッシュ賞を受賞した松森彩夏(22)=スターツ=は、同じ94年生まれの日本ハム・大谷、車いすテニスの上地から刺激を受けた。「2人とも本当にしっかりしてた。私もしっかりしなきゃ。来年はメジャーで勝ちたい」と初のメジャーVを誓った。

 表彰式には白を基調としたドレス姿で登場し、自慢の美脚を披露。だが、本人の意識は「女子力」よりも「ゴルフ力」に向く。「海外で活躍するために、もっと体を大きくしたい」。今オフも食事量を増やして肉体改造に取り組む構えだ。

 早ければ来オフにも海を渡る大谷と同様、目標は米挑戦。「自分に自信が持てたら、来年にも米国に行きたい」と夢を膨らませる。“腕試し”として、2月にはともに豪州開催の米ツアーと欧州ツアーの2試合へ参戦が決定。来季の専属キャディーには、昨年まで横峯さくらの専属を務めていたジョン・ベネット氏(44)=ニュージーランド=を起用する。「専属キャディーをつけたことはなかったけど、ジョンなら海外に行った時も信頼できる」。“下準備”を進め、挑戦の時を待つ。(高橋 宏磁)

最新のカテゴリー記事