松山、6番までパーも7番で痛恨のダブルボギー…マスターズ開幕


マスターズが開幕。初のメジャー制覇を狙う松山(ロイター)

マスターズが開幕。初のメジャー制覇を狙う松山(ロイター)

 ◆米男子プロゴルフツアー第81回マスターズ第1日(6日・米ジョージア州オーガスタナショナルGC)

 【オーガスタ(米ジョージア州)6日=榎本友一】ゴルフの祭典が開幕し、第1ラウンドが始まった。世界ランク4位で4年連続6度目出場の松山英樹(25)=LEXUS=は6番までパーを重ねたが、7番で3オン3パットと痛恨のダブルボギー。8番も3パットでボギーをたたき3オーバーとなった。

 日本男子初のメジャー制覇を狙う松山が、7番で痛恨のダブルボギーをたたいた。マスターズでは昨年大会最終日の6番以来。ドライバーの第1打を左に曲げると第2打はグリーンを超えて右奥へ飛んだ。3オンしたものの15メートルから3パット。明け方まで降り続いた雨の影響で寒さの残る中、青のセーターに身を包み6番までパーを重ねたが、ショットが乱れた。

 15年5位、16年7位と日本人初の2年連続でトップ10に入った。2月のフェニックス・オープンで今季2勝目を挙げた後、ショットとパットが不調で4戦連続で優勝争いから遠ざかっている。雷雨のため3、5日は姿を見せずに休養。過去5度のマスターズで2日も休養した例はないが「少しずつ良くなってきているので、100%に近い状態に持っていけたら」と話していた。

 例年通り、コース近くの家を借りてキャディーやトレーナーらと宿泊。日本ゴルフツアー機構の青木功会長(74)、TBSで現地解説を務める中嶋常幸(62)、俳優の石田純一(63)がラウンドを見守り、頂点を目指す戦いが始まった。

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