松山13位発進!幸運から波乗る


 ◆米男子プロゴルフツアー メモリアル・トーナメント第1日(1日、米オハイオ州ミュアフィールドビレッジCC)

 世界ランク4位の松山英樹(25)=LEXUS=は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、2アンダーで首位と5打差の13位発進した。石川遼(25)=カシオ=は1オーバーの48位。昨季日本ツアー賞金王の池田勇太(31)=フリー=は6オーバーの109位と出遅れた。ダビド・リングメルト(スウェーデン)、ジェーソン・ダフナー(米国)が7アンダーで首位。

 嫌な流れを1つの幸運で変えた。松山は9番で1メートルのバーディーパットを外すなど前半は2オーバー。顔には出さなかったものの「本当はかなり怒っていた」。後半はパー5の11番で左に出た第1打が小川の方向へ。これが「木に当たってフェアウェーに戻った。ラッキーだった」。第3打を2メートルにつけて1つ伸ばすと、2メートルのパットを決めた14番から3連続バーディー。波に乗って2アンダーの13位と挽回した。

 米ツアー初優勝を飾った14年大会の初日は、2アンダーで7打差の21位発進。3年前より好位置につけ「満足感というか奇跡的な感じ。粘り強くプレーしたい」。通算5勝目で2週後のメジャー、全米オープンへ弾みをつける。

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