【PGAジュニア選手権　太平洋クラブカップ】 8月22日1stラウンド

◇報知新聞社後援　ＰＧＡジュニアゴルフ選手権　太平洋クラブカップ第１日　 22日、栃木・太平洋クラブ益子ＰＧＡコース、参加１２８人（男女各６４人）、男子６９１９ヤード、女子６２８２ヤード＝ともにパー７１

　男子個人の部は野澤竜次（大阪商業大高３年）が８アンダーの６３で首位に立った。緊張しやすいという野澤だが、「ピンチがメチャクチャ多かったけれど、気楽にポーンと打った」という自然体を心がけたプレーが功を期した。最終ホールでは１２０ヤードのバンカーショットをピンそば50センチにつけるなど得意のアイアンが冴え、自己ベストを更新。「気持ちよかった！こんなゴルフが毎回出来たら楽しいのに」と満面の笑みを浮かべた。
　同女子の部は平岡瑠依（大阪学芸高３年）が５、７番で１０メートルのパターを決めるなど、６アンダーの６５でトップ。「明日もまわりを気にせず、自分のゴルフをするだけ」と表情を引き締めた。
　団体戦は、個人の部で男女とも首位の関西地区が２位の関東地区に２１打差を付け、連覇に向けて好発進を切った。
　今年で２年目を迎える同大会は、日本プロゴルフ協会（ＰＧＡ）が日本高等学校ゴルフ連盟の後援で開催するジュニア競技。全国８地区を代表する男女各８人、計１６人の中高生による男女混合の団体戦と個人戦が２２、２３日の２日間で競われる。