松山英樹、16アンダーで今季初戦5位「いいショットはゼロだった」


  ◆米男子プロゴルフツアー CIMBクラシック最終日(15日、マレーシア・TPCクアラルンプール)

 4位で出た松山英樹(25)=LEXUS=は3バーディー、2ボギーの71にとどまり、通算16アンダーの5位で今季初戦を終えた。首位スタートのパット・ペレス(41)=米国=が24アンダーまで伸ばし、ツアー通算3勝目を挙げた。

 ビッグスコアでの6打差逆転を目指したが、しのぐのが精いっぱいだった。「いいショットはゼロだった。収穫はない」と口を真一文字に結んだ。前日は31をマークした前半でバーディーは1つだけ。11番で3メートルのチャンスを生かしたものの、続くパー4では2打目をグリーン奥の斜面下まで落とし、13番は3パット。連続ボギーに「もったいなかった」と肩を落とした。

 大会前の体調不良は試合に入り、スポットで帯同した金田相範トレーナー(35)の支えもあって改善した。「良くはなったが無理するとまた悪くなる。しっかり休んで次に向かいたい」と松山。1週あけて、次は世界選手権シリーズ、HSBCチャンピオンズ(上海)で大会連覇に挑む。

最新のカテゴリー記事