スンス・ハンが通算13アンダーで涙のツアー初V ホストプロの石川遼は1打差2位


優勝トロフィーを笑顔で掲げるハン

優勝トロフィーを笑顔で掲げるハン

 ◆男子プロゴルフツアー カシオワールドオープン最終日(26日、高知・Kochi黒潮CC=7315ヤード、パー72)

 秋雨の中、全競技が終了した。4差4位で出たスンス・ハン(31)=米国=が7バーディー、1ボギーの66をマーク。通算13アンダーで涙のツアー初優勝を遂げた。優勝賞金4000万円を獲得し、賞金ランク5位へ急浮上した。

 カシオ所属のホストプロ・石川遼、B・ジョーンズ(豪州)、10、15年賞金王の金庚泰(韓国)、時松隆光の4人が1打差の2位だった。05年大会覇者で通算19勝の谷口徹は11アンダーの6位だった。賞金ランク1位の小平智、賞金ランク2位の宮里優作選手会長は8アンダーの8位。賞金ランク6位の今平周吾は6アンダーの13位。賞金ランク4位で昨年大会王者・池田勇太は5アンダーの21位で終えた。

 次週の最終戦のメジャー、日本シリーズJTカップ(30日開幕・東京よみうりCC)は小平智、宮里優作、C・キム(米国)、池田勇太の4人が賞金王の可能性を残した。賞金ランク28位のB・ジョーンズ(豪州)、同30位の大堀裕次郎らが日本シリーズ出場を決めた。

 一方で、近藤共弘(40)=ネスレ日本=は1オーバーの49位に終わり、賞金ランク94位で17年連続の賞金シード獲得を逃した。

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