畑岡奈紗、ツアー初ホールインワン「パターやらずに入ってくれて良かった」


 ◆米女子プロゴルフツアー キングスミル選手権第1日(17日、米バージニア州キングスミル・リゾート)

 畑岡奈紗(19)=森ビル=が17番(パー3)で大会では自身初となるホールインワンを決めるなど1イーグル、3バーディー、ボギーなしの5アンダー、66で首位と1打差の6位と好スタートを切った。上原彩子(34)=モスバーガー=は2アンダー、69で回って29位。6アンダー、65をマークしたジェシカ・コルダ(米国)、田仁智(韓国)ら5人が首位で並んだ。

 日米ツアー通じて自身初のエースで、優勝戦線に滑り出した。3アンダーの上位で迎えた17番。畑岡は163ヤードのパー3で雨の降る悪天候の中「試合では初めて」というホールインワンを決めた。5アイアンで放った第1打は、ピン手前から小さく弾んで転がりカップに吸い込まれた。

 11番から13番までのバーディーチャンスをものにできず。計30パットとグリーン上で苦戦していただけに「パターをやらずに入ってくれて良かった」と喜んだ。ただしショットは絶好調。フェアウェー、グリーンともに外したのは2ホールのみ。「ショットが安定して、いいゴルフ」とうなずいた。

 6日まで地元・茨城でワールドレディスサロンパスカップに出場し、再び戻った主戦場。日本女子10人目の米ツアー制覇に向けて上々の滑り出しに「良い位置で終えられたので、明日はもっとパターを決めて伸ばしたい」と意気込んだ。

最新のカテゴリー記事