片山晋呉の態度にプロアマ戦招待客激怒…ポケットに手入れ会話、グリーンで自分の練習優先


片山晋呉

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 国内男子ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は6日、5月30日の日本ツアー選手権森ビル杯のプロアマ戦で、ツアー31勝の永久シード保持者・片山晋呉(45)=イーグルポイントGC=が同組の招待客に対し、不愉快な思いをさせ、プレーを断念させたことを公表した。

 JGTOの青木功会長(75)や石川遼選手会長(26)は、プロアマ戦を大事にする方針を掲げてきた。そのため、今回の件は極めて深刻と受け止めているという。複数の関係者によると、森ビルの招待客は片山がポケットに手を入れたまま話をしたり、グリーン上で客のライン読みよりも、自身の練習の方を優先したなどの態度に対して激怒。わずか3ホールで帰ったという。

 既にJGTOは当事者2人の事情聴取は済ませたが今後、JGTOの野村修也理事と外部弁護士からなる調査委員会を設置し、6月中に懲戒・制裁委員会を開催して処分を決定する方針という。さらに1か月以内でJGTOの規定の改正を含む再発防止策を講じ、選手会とともにプロアマに対する選手の意識改革を進めるための方策を決定し順次、実施に移す予定だ。

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