◆女子プロゴルフ新人戦 加賀電子カップ第1日(6日・千葉グレートアイランドC)
黄金世代の身長173センチのスレンダー美女・原英莉花(19)=フリー=が、4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71で回り、1アンダーで同い年の河本結(20)=エリエール=とともに首位発進した。
雨が強く降る中、アミノバリューパウダーを口に含み、笑顔でスタート。前半の6番パー4、7番パー3でともに2メートルを沈め、連続バーディーを奪った。「グリーンも水がたまりやすい感じでした。(天候が)悪いなりに恵まれていました」とうなずいた。
80位タイで予選落ちした伊藤園レディース(11月9~11日)と同じコースだったが、「(ショットの)曲線が描きにくく、ライナーで飛んでしまうし、このコースがすごく苦手なので3アンダーを目指してスタートしました」と明かした。それでも1アンダーで首位につけて「(あすが)楽しみですね」と笑顔を見せた。
気温10度前後の寒さの中、対策もバッチリだ。「(悪天候で寒いと)行動が雑になりやすいので、ルーティーンとか、一つ一つの行動をゆっくりしようと心がけていました」。さらに「お腹と…背中にも、カイロ(貼っている)」と服を1枚めくり上げ、おちゃめな笑顔を見せた。
プロテストは、2度目の挑戦で10位合格。今季はレギュラーツアーに25試合出場し、3位に入ったニトリレディースを含め、5度のトップ10入り。賞金ランク38位で、賞金シード権も獲得した。「一生に一度しかない新人戦なので、楽しみつつ、シード選手としてのプライドを持ってやりたい」。日没までパッティング練習場で球を転がした。最初で最後の決戦に備える。