◆女子ゴルフ 第2回アジア太平洋女子アマ選手権最終日(28日、茨城・ザ・ロイヤルGC)
五月晴れの下、単独首位スタートの17年日本女子アマ女王・安田祐香(18)=大手前大1年=が7バーディー、ボギーなしの65をマーク。女優・志田未来似の美人アマはショット、パットともにさえ渡って通算11アンダーで、2位に8打差をつける圧勝劇で日本人大会初制覇を飾った。7月のAIG全英女子オープン、8月のエビアン選手権のメジャー切符を日本人アマで初めて獲得した。
国際大会では初めて首位で迎えた最終日。安田は今月、マスターズの会場で最終日が初開催されたオーガスタナショナル女子アマで3位に入った実力を序盤から発揮した。
日本初開催で、大勢のファンからの歓声も力に変えて1番はピン上1メートルにつけ、2番はピン右5メートル、3番は手前6メートルを沈めて3連続バーディー。一度も首位を譲ることなく前半で5つ伸ばし、一気に勝負を決めた。昨年大会覇者のアッタヤ・ティティクル(タイ)が3アンダーの2位で、AIG全英女子オープンの最終予選会出場権をつかんだ。