女子の令和初バーディーはミレニアム世代のアマ・吉田優利「うれしい」


 ◆女子プロゴルフツアー パナソニックレディース第1日(3日、千葉・浜野GC=6566ヤード、パー72)

 2018年日本女子アマ、日本ジュニア2冠の吉田優利(19)=日本ウェルネススポーツ大1年=が1番パー4で全選手を通じて女子第1号となる「令和初バーディー」を奪った。午前8時10分スタートの第2組でプレー。2メートルを冷静に沈め「意識はなかったですけど、うれしいです」と喜んだ。

 しかし11番、17番でボギーとし、通算1オーバーの73でホールアウト。暫定86位となっており「スコアは30点。今日はなかなかカップに入ってくれなかった」と悔やんだ。2000年生まれのミレニアム世代で、30日開幕の全米女子オープン(米サウスカロライナ州)出場を決めている吉田は「今年は大事な年になる。いい一年にしたい」と抱負を語っていた。2日目に向けて「明日は入ってくれれば」とパットの修正を誓った。

 ◆吉田 優利(よしだ・ゆうり)2000年4月17日、千葉・市川市生まれ。10歳から父・英隆さんの影響でゴルフを始める。12年、関東小学生ゴルフで優勝。16年後期からナショナルチームに選出。麗沢高3年時の18年6月に日本女子アマ選手権で、8月に日本ジュニアを制して03年の宮里藍以来の同一年アマ2冠を達成。家族は両親、妹。157センチ。

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