◆男子プロゴルフツアー・中日クラウンズ 第2日(3日、愛知・名古屋GC和合C、6557ヤード=パー70)
10年大会王者の石川遼選手会長(27)=カシオ=が腰痛のため、第2Rスタート前に棄権した。プロ12年目で自身初の棄権で、令和初戦はまさかの幕開けとなった。
午前6時半過ぎにコースに入り同組の尾崎将、金谷や大会関係者らに頭を下げて回った。ジャンボに「申し訳ないです。残念です」などとわびると「早く治せよ」と激励の言葉を掛けられた。
前日の第1Rの8番のティーショットで腰痛が再発。大会自己ワーストの81で107位と出遅れていた。懸命にアイシングなどを施したが「歩いていても力が入る感じがしなかった」とプレー続行を断念した。次戦は未定。「プレーするだけじゃなくて勝たないといけない。一日でも早く治したい」とまずは治療に専念する方針だ。