19歳吉田優利が1打差2位 アマで畑岡奈紗以来2人目のメジャーVへ


スコアを4つ伸ばした吉田優利は青空の下、笑顔でダブルピース(カメラ・相川 和寛)

スコアを4つ伸ばした吉田優利は青空の下、笑顔でダブルピース(カメラ・相川 和寛)

 ◆女子プロゴルフツアー今季メジャー第1戦・ワールドレディスサロンパスカップ第2日(10日、茨城・茨城GC東C=6560ヤード、パー72)

 アマチュアで唯一出場している吉田優利が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算5アンダーで首位と1打差の2位に浮上した。昨季は日本女子アマ、日本ジュニアの2冠。今季は全米女子オープン日本予選を突破して30日開幕の本戦出場権を得ている。開幕前日に投入した新ドライバーが好スコアにつながり「ティーショットが安定している」と喜んだ。アマでメジャーVなら、16年の日本女子オープンを制した畑岡奈紗以来2人目の快挙となる。

 韓国のペ・ソンウが6アンダーで首位。渋野日向子と笠りつ子が5アンダーで2位につけている。ソフトボールの投手としても活躍した渋野は最終18番でイーグルを奪い、メジャーで初の優勝争いへ。小学生のころに見た08年北京五輪の金メダルに感激し、20年東京五輪のソフトボール観戦にも意欲を見せた。チケットの抽選受け付けが9日から始まったが「絶対に見に行きたい。早く申し込まなくちゃ」と笑った。

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