◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアーワールド・レディス サロンパスカップ 第2日(10日、茨城・茨城GC東C、6560ヤード=パー72)
令和最初のメジャーで、11位で出た三浦桃香(20)=フリー=は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75で回り、通算2オーバーの40位で2年連続の予選突破を果たした。
“午後スタート組”で夏日の日差しの下、白のウェアに黄色いショートパンツ姿でプレー。10番スタートで前日好調だったグリーン上で苦しみ、16番で3オン3パットのダボ。17番もボギーとし、通算4オーバーで一時は予選通過圏外へ落ちた。それでも、18番で2オン2パットのバーディー。続く1番も3打目をベタピンにつけて連続バーディーで、予選通過圏内へ。その後はパーを8個並べて西日を浴びながらホールアウトすると、大勢のギャラリーから拍手と歓声を浴びた。
「17番が終わってから気付いて、パターのグリップの握り方や動かし方を変えたんです。左手に力が入ってしまっていたのを、右手主導のストロークに戻したら良くなった。明日、明後日に向けて修正したいです」とうなずいた。
この日朝、地元・宮崎を震度5弱の地震が襲った。ニュースで知った三浦は「友達のツイッターを見たら、タンスが倒れていた。(宮崎県内にいる)お母さんに連絡したら、家の棚から段ボール箱がひっくり返って落ちて、洋服が飛び出してきた、と言っていた。心配ですし、早く帰りたいですね」と大好きな故郷を気遣った。2年連続の決勝ラウンドに向けては「いつもと変わらず、焦らずに自分のゴルフをやりたいです」。明るい笑顔と良いニュースを故郷に届けるつもりだ。