3位の穴井詩、昨年8月に「アナフィラキシーショックで死にかけた」と告白


穴井詩

穴井詩

 報知新聞社後援◇女子プロゴルフツアーワールド・レディス サロンパスカップ 最終日(12日、茨城・茨城GC東C、6560ヤード=パー72)

 通算7アンダーの単独3位でフィニッシュした穴井詩(らら)が、ホールアウト後に取材に応じ、昨年8月に血圧低下や意識障害を伴う状態に陥る「アナフィラキシーショック」となり、「実は死にかけたことがあったんです」と告白した。

 昨年から体調不良になることが多くなり「心臓が悪いのかなと思っていた」矢先に焼き肉を食べた後に気絶して「気づいたら背負われて」病院に搬送される事態に直面したという。医師の診断を受けたところ、牛肉とすべての乳製品で即効性のアレルギーがあることが判明。「心臓が悪いかと思ったら全然、違ってた。焼き肉にめっちゃ行ってたし、バターやら牛乳とかふつうに食べてましたから」とショックを隠せなかった。豚肉や鶏肉については「大丈夫」と話した。

 2週連続予選落ちから復活を印象づける3位。最終日は前半の1バーディー、3ボギーから後半は4バーディー、1ボギーと尻上がりにスコアを伸ばした。最終18番では第1打を310ヤードかっ飛ばしてバーディーで締めた。「やっとつかめたドライバーの感触を磨いていきたい」と意気込んだ。

 次週は「ほけんの窓口レディース」(17~19日、福岡カンツリー倶楽部・和白コース)。「もつ鍋はダメなんで。鳥の水炊きにします」と苦笑いしていた。

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