◆米女子プロゴルフツアー ピュアシルク選手権第3日(25日、米バージニア州キングズミル・リゾート)
6位から出た畑岡奈紗(20)=森ビル=が1イーグル、5バーディー、1ボギーの65と伸ばし、通算13アンダーでブロンテ・ロー(英国)と並び首位に浮上。3月以来の通算4勝目へ好位置につけた。71の野村敏京(26)=Qセルズ=は6アンダー14位、71の横峯さくら(33)=エプソン=は1アンダー58位、73の山口すず夏(18)=環境ステーション=は2オーバー71位。
畑岡は12ホールで5バーディーと順調に伸ばした。しかし14番パー4は1打目がラフ、2打目がバンカーに入りボギー。このコースで17年大会から108ホール続けていた連続ボギーなしが途絶えた。それでも「あまり意識していなかった」と動じず。15番パー5でグリーン左奥20ヤードからのチップインイーグルを奪い、すぐに挽回した。
昨年大会は、メジャー優勝経験者のA・ジュタヌガーン(タイ)田仁智(韓国)とのプレーオフの末2位。その後に米ツアーで3勝。黄金世代のエースは20歳となって自信と経験を加え「やることはいつも通りだと思うので、攻めていきたい」と突き進む。