全米オープン第3R。松山英樹は、7バーディー量産も70でホールアウト


 ◆米男子プロゴルフツアーメジャー第3戦第119回全米オープン 第3日(15日、米国・カリフォルニア州ペブルビーチゴルフリンクス=7075ヤード、パー71)

 曇天の下、日本男子最多米ツアー5勝の松山英樹(27)=LEXUS=がホールアウトした。32位で出て7バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算1アンダーで終えた。

 ティーボックスが前に出されて距離が短くなるホールが多く、比較的ピン位置も易しくなった「世界一難しいメジャー」の“ムービングデー”。松山は、得意のアイアンショットを武器に7バーディーを量産した。それでも、1つ伸ばしの70に「スタートは良かったかなと思うんですけど、途中から良くなかったので残念だなという感じですね」と悔しがった。

 1番で4メートルを沈めてバーディー発進。4番は1メートル、5番は7メートル、6番は1・5メートルをねじ込んで3連続バーディーを奪った。10番は4メートル、15番は2メートル、16番は1・5メートルにつけて伸ばした。

 一方で、ティーショットとグリーン周りのミスからスコアを落とした。3番は4打目のアプローチが2メートルオーバー。9番はドライバーで左ラフに入れてボギー。11番はラフを渡り歩いてダブルボギー。13番もドライバーショットが右ラフにつかまってボギーとなった。

 フェアウェーキープ率は50%。パーオン率は61%の内容に松山は「良いショットを打っても、結果が悪かったり、悪いショットを打っても、結果が良かったり。そういうところがいっぱいあるので」と冷静に受け止めた。「良い結果になるように頑張りたいなと思います」と最終日に向けた抱負を口にすると、打撃練習場へと向かった。

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