前日28日のゴルフの日本女子アマチュア選手権最終日(愛媛・エリエールGC松山)で、優勝争いをしていた古江彩佳(19)=JGAプレミアム会員=の3ウッドを、カートの運転ミスで破損させた日本ゴルフ協会の山中博史専務理事(56)が29日、日本ゴルフ協会のホームページ上に謝罪文を掲載した。
以下全文。
【2019年度(第61回)日本女子アマチュアゴルフ選手権最終ラウンドでの古江彩佳選手のクラブ破損についてのお詫び】
2019年度(第61回)日本女子アマチュアゴルフ選手権最終ラウンドにおいて、私の運転するカートが原因で、古江彩佳選手のクラブを破損させてしまったことは、100%私の不注意によるミスであり、古江選手、そしてご家族の皆様、出場選手の皆様、大会関係者、会場のエリエールゴルフクラブ松山、ゴルフファンの方に多大なるご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。
10番ホールのティーショットを見届けた後、グリーンに向かう途中で、古江選手のバッグが載ったカートを追い越した際に、後方部分が接触し、結果クラブを折ってしまいました。その時点で気づき、すぐに古江選手に謝罪すべきだったのですが、そのことに気づいたのが私がグリーンに到着したあと、古江選手がレフェリーを呼んだ時であり、結果古江選手への謝罪が遅れてしまったのも事実です。
優勝争いをされている古江選手を含む最終組の選手たちにも動揺を与えることになってしまい、本当に申し訳なく思っております。古江選手にとっては、この大会に優勝することを目標に頑張ってこられ、しかも最終ラウンドのバックナインに入りいい順位につけていただけに、古江選手の気持ちに大きな動揺を与えてしまったことを考えると、大変なことをしてしまったという懺悔の気持ちでいっぱいです。謝って解決する問題でないことは重々分かっておりますが、今後きちんと今回のことを理事会等で報告し、本件につき適切な対処をしてまいります。
まずはこの場を借りて謝罪させていただきます。この度は誠に申し訳ありませんでした。