◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ最終日(30日、千葉・カメリアヒルズCC=6622ヤード、パー72)
今季から主戦場を国内に移した日米通算3勝の宮里美香(29)=NTTぷらら=が1イーグル、4バーディー、3ボギーの69で回り、通算12アンダーで今季自己ベストの2位。今季賞金約2848万円で来季の日本初シードを確実にし、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の正会員入りを事実上決めた。申ジエ(31)=韓国=が15アンダーで優勝。今大会終了までの賞金ランク上位5人が8月のメジャー、AIG全英女子オープン出場権を得た。
今大会終了時点でシード選手以外の第1回リランキング(出場優先順位見直し)が行われた。第2回が行われる9月末まで40位以内の選手はほとんどの試合に出場できる。昨年例では45位程度でもチャンスは十分だ。
今大会で15位に入り、大会前のリランキング51位から35位に浮上した大西葵(24)=YKK AP=は「とりあえず安心した。次はシードを狙って頑張りたい」と意気込んだ。リランキング45位で後半戦出場に大きく前進したアン・シネ(韓国)は「やれることはやった」と振り返った。