◆女子プロゴルフツアー CATレディース第2日(24日、神奈川・大箱根CC)
浅井咲希(さき、21)=小杉CC=が5バーディー、1ボギーの唯一の2日連続60台となる69。通算9アンダーで後続に3打差をつけて首位を守った。勝みなみ、畑岡奈紗、渋野日向子らに続く1998年度生まれ“黄金世代”の9人目のツアー優勝に王手をかけた。通算1勝の青木瀬令奈(26)=三和シヤッター工業=が6アンダーで2位。
浅井が“鬼門”の2日目を攻略した。今季1桁順位で発進した5度は全て、2日目に順位を下げていたが「これまで緊張や雰囲気にのまれてきたけど、慣れてきた」。最終組でも落ち着いて回り、後半に3つ伸ばして69。3打差をつけ、同世代9人目の優勝へ近づいた。
中学2年の全国大会で勝みなみ(21)と練習ラウンドを共にした。「あんなに強い子おるんや。“神”でした」と衝撃を受け、将来プロになる思いを強くした。17年のプロテストに一発合格し、今季後半はリランキング(出場順位見直し)15位の資格で出場する。「同じ舞台で戦えていることがうれしい」。最終日に向け「いろいろな感情が出るかもしれないけど、勉強できたらいい」と謙虚に話した。