崔虎星、大会新10バーディーで首位「プレーはパーフェクトだった」


 ◆男子プロゴルフツアー フジサンケイクラシック第2日(6日、山梨・富士桜CC)

 第1ラウンド(R)の残りと第2Rが行われ、6位から出た崔虎星(45)=韓国=が、大会史上最多バーディー数を更新する10バーディー、1ボギーで同最少スコアタイの62をマーク。通算12アンダーで、チャン・キム(29)=米国=と並び首位に立った。10月のZOZOチャンピオンシップ(CS、千葉・習志野CC)出場を目指し、今季初優勝で賞金ランク浮上を狙う。

 「虎さん」の愛称で人気の崔が、ギャラリーをくぎ付けにした。6番パー5。グリーン奥カラーから10ヤードを沈め、チップインバーディー。1周回ってガッツポーズをすると、観客は大喜び。18番もバンカーから残り45ヤードを決めてみせ、この日4つ目のチップイン。「集中してどう入ったか覚えていない。プレーはパーフェクトだった」と上機嫌。大会最少スコアタイの62で一気に首位に浮上した。

 10月のZOZOCS出場が目標だ。大会前のプロアマ日に、ZOZOCS主催の衣料品通販大手「ZOZO」の前澤友作社長(43)に直談判した。出場権はブリヂストンオープンまでの賞金ランク上位7人。現在61位で、残り6試合で上位に入ることが近道だ。「フェアウェーキープを心がけたい」。今季初Vで切符に近づいてみせる。

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