渋野&畑岡は5アンダー暫定7位 注目組が第1日終了


9番、フェアウェイを歩く同組の渋野日向子(左)と畑岡奈紗 

9番、フェアウェイを歩く同組の渋野日向子(左)と畑岡奈紗 

 ◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー第3戦・日本女子オープン第1日(3日、三重・白山ヴィレッジGCクイーンC=6479ヤード、パー72)

 今季メジャー第3戦が開幕した。8月のAIG全英女子オープン覇者でメジャー2勝目を目指す渋野日向子、2016、17年覇者でメジャー2連勝を狙う畑岡奈紗、昨年大会覇者で世界ランク15位の柳簫然(韓国)の注目組がホールアウトした。

 渋野は8バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの67をマーク。得意の後半で4つスコアを伸ばし、5アンダー現地点の暫定で7位と好発進した。出だしの1番で約3メートルを沈め、幸先良くバーディーを取ると、4番では約1メートル半を沈めて2つ目のバーディーを奪って、“シブコ・スマイル”が飛び出した。8番パー3では、第1打を左に曲げてグリーンを捉えられなかったが、グリーン回りからの第2打約10ヤードのアプローチでチップイン。同組の畑岡とハイタッチして、この日一番の大歓声を浴びた。前半を1アンダーで折り返すと、得意の後半では一気にスコアを伸ばした。10番で約3メートル、11番ではピン約80センチに寄せて連続バーディーを奪った。午後は雨がぱらついたが、渋野は大ギャラリーを沸かせ続けた。

 畑岡も7バーディー、2ボギーの67をマーク。5アンダーで暫定7位と好発進。出だしこそ1番、2番とスコアを落としたが、7番で約1メートル、8番、9番で約2メートル半を沈めるなど、圧巻の3連続バーディーとし、前半を渋野と並んで1アンダーで折り返した。後半も13番で約2メートル半に寄せてバーディー、18番も約3メートルを沈めてバーディーフィニッシュ。後半だけで4つスコアを伸ばした。

 柳簫然は4バーディー、ボギーなしの68で回り、4アンダーで暫定14位。64で回ったペ・ヒギョン(韓国)が8アンダー暫定で単独首位に立った。

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