日本アマ王者・木村太一、2差7位発進 渋野&畑岡ら黄金世代「すごいですよね」


 ◆男子プロゴルフツアー トップ杯東海クラシック 第1日(3日、愛知・三好CC西C)

 7月の日本アマチュア王者の木村太一(21)=日大3年=が3バーディー、1ボギーの2アンダー、69をマーク。首位と2打差の7位と好発進した。地元・名古屋市出身の“1998年度生まれの男子の黄金世代”は、無欲に73年のツアー制施行後4人目のアマチュアVを目指す。2009年大会覇者の石川遼(28)=カシオ=はイーブンパー、71の18位で滑り出した。ともにツアー1勝の堀川未来夢(26)=Wave Energy=、比嘉一貴(24)=フリー=が4アンダーの首位。

 日本アマ王者が快進撃を演じた。木村は10番から出て、12番でチップインバーディー。13番は7メートルを沈め、15番は2メートルを決めて伸ばした。一時は首位に並ぶなど、17人しかいないアンダーパーにアマで唯一名を連ねた。「ピンチでいいパーパットが入ってくれて。大満足です」と笑った。

 女子ツアーを席巻する渋野日向子、畑岡奈紗らと同じ98年度生まれ。「すごいですよね。僕はツアーで優勝なんて考えられないです」と謙遜する。地元で幼少時から観戦に訪れており、トップアマの父・洋さん(52)が12年大会に初出場。当時中学2年生だった木村はキャディーを務めた。「まずは(父のできなかった)予選通過ですね」と目を輝かせた。

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