巨人ファンの畑岡奈紗、坂本弾が「力に」小学生時代に遊撃手


15番、ティーショットを放つ畑岡奈紗(カメラ・豊田 秀一)

15番、ティーショットを放つ畑岡奈紗(カメラ・豊田 秀一)

 ◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー第3戦・日本女子オープン最終日(6日、三重・白山ヴィレッジGCクイーンC=6479ヤード、パー72)

 首位タイから出た畑岡奈紗(20)=森ビル=が6バーディー、3ボギーで、全選手唯一の4日間60台となる69。通算18アンダーで2位に4打差をつけて、20歳266日の最年少メジャー4勝目。1969年大会で達成した樋口久子の24歳31日の記録を50年ぶりに塗り替えた。国内メジャーは6戦して4勝(アマ1勝含む)。金メダルを目指す来夏の東京五輪に弾みをつけた。

 畑岡は、8月9日の「野球の日」に、母・博美さん(49)と大ファンの巨人戦を東京ドームで観戦した。小学生時代、地元・茨城の少年野球チームに所属し遊撃手だったこともあり、同じ守備位置の巨人・坂本勇人(30)が特にお気に入り。この日は、坂本が0―7の4回に30号のソロを放つなど活躍を見せ、巨人はヤクルトに最大7点差をひっくり返し10―9で劇的なサヨナラ勝ち。「大逆転勝利を見られて本当にうれしかった。すごく力をいただいたと思います」と博美さんは話した。

最新のカテゴリー記事