プロアマ戦の１番、コースですれ違った青木瀬令奈に手を振る渋野日向子
女子プロゴルフツアーの伊藤園レディスが１５日から３日間、千葉・グレートアイランドＣ（６７４１ヤード、パー７２）で開催される。日米通算４勝で賞金ランク３位の渋野日向子（２０）＝ＲＳＫ山陽放送＝は１４日、プロアマ戦で調整。前週はショットの不調もあり、１３位で賞金ランクも優勝した鈴木愛に抜かれ、２位から３位に後退した。今週は懸命にショットを修正し、この日は最終９番パー４では第２打をピン１メートルにつけるスーパーショットを見せてバーディーを奪うなど、１８ホールで６つのバーディーを奪取。「先週ほどのショットの違和感はないですね。上昇傾向にあると思います」と復調の手応えをつかんだ様子だ。
初日の１５日には２１歳の誕生日を迎える。この日の夜は「誕生日前夜祭です」と位置づける。「前夜祭のご予定はないです。ないんですよ。お姉ちゃんと普通にご飯を食べて、そうですね…一人でケーキでも食べようかな」と笑って明かした。
初日は賞金女王の座を争う、ランク１位の申ジエ（３１）＝韓国＝、同２位の鈴木愛（２５）＝セールスフォース＝との注目組で回る。「残りの３試合で優勝を確実にしないといけない。最低でもトップ５に入らないと賞金女王は無理。頑張るしかない。自分のプレーをしっかりしたいです」と意気込んだ。