賞金女王争い大詰め 鈴木「複数年シード欲しい」 渋野「今年の頑張りを無駄にしないように」


17番、ティーショット後に笑顔を見せる鈴木愛

17番、ティーショット後に笑顔を見せる鈴木愛

 ◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス・プロアマ戦(20日、愛媛・エリエールGC松山=6580ヤード、パー72)

 シーズン残り2戦を迎え、賞金女王争いが佳境を迎えている。今季7勝を挙げている鈴木愛(25)=セールスフォース=の2年ぶり女王奪還か、申ジエ(31)=韓国=の日米韓3ツアーでの賞金女王戴冠か、それとも渋野日向子(21)=RSK山陽放送=が史上最年少女王へ望みをつなぐのか―。3選手がそれぞれ意気込みを語った。

 鈴木(史上2人目の3週連続優勝で賞金ランク首位に浮上。2年ぶり賞金女王奪還で、3年シード獲得へ意欲)「始まる前から優勝、優勝って思ってもできるものではないし、簡単ではない。賞金女王になるか、来週のメジャーを勝って複数年シードを取りたい。安心するために。去年はここで3日目に79を打ってしまい、平均ストローク60台に届かなかった。今年は、という思いはある。勝ちたい」

 申(約775万円差の賞金ランク2位。17年大会を制し、好相性。3週連続優勝中で同首位の鈴木について)「鈴木さんのプレーがあまりにも素晴らしい。私のプレーが悪かったというわけではないが、競技力を上げていかなければいけない覚悟はある。このコースはイメージがいい。今日もいい景色を見ながらゴルフをした。楽しみ」

 渋野(約2431万円差の賞金ランク3位。前週の伊藤園レディスは3月以来の予選落ち)「なかなか(賞金を)超えるのは厳しいけど、自分のプレーをするだけ。残り2試合、今年頑張ってきたことを無駄にしないようにプレーしたい」

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