史上初の同時2冠獲得の渋野日向子は欠席 ビデオメッセージで喜びの声を寄せる


都内でGTPA新人賞を受賞も欠席でビデオ出演した渋野日向子

都内でGTPA新人賞を受賞も欠席でビデオ出演した渋野日向子

 日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)は19日、都内で2019年度の新人賞・特別賞表彰式を開催した。

 8月のAIG全英女子オープンで、42年ぶり2人目のメジャー制覇を果たした渋野日向子(21)=RSK山陽放送=が、1998年の創設から史上初となる「新人賞」と「特別賞」の2冠を獲得した。所用のために表彰式は欠席。ビデオレターで喜びのコメントを寄せた。

 ツアー本格参戦初年度の今年5月のメジャー、ワールドレディスサロンパスカップで初優勝など4勝。賞金ランク2位に躍進し「(新人賞は)本当に光栄ですし、この賞を頂けたことで、また来年から頑張っていけたらなと思っています」と感謝した。オフも多忙を極めているが「本当に忙しい1年間だったんですけど、良い経験をさせていただいて、良い思い出がたくさんあります」と振り返った。

 「特別賞」は全英女子オープン制覇を評価されての受賞となった。スマイル・シンデレラとして笑顔で世界を魅了した21歳は「あまり実感はわいていないんですけど、それでも全英女子オープンを勝ったことでこの賞を頂けたというのは本当にありがたいことですし、なかなかもらえない賞だと思うので、これから頑張っていけたらなと思います」などと語っていた。

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