米男子ゴルフでツアー再開2戦目のRBCヘリテージが、18日(日本時間同日)から米サウスカロライナ州ハーバータウンGL(7099ヤード、パー71)で開催される。新型コロナウイルス感染拡大でツアーが中断した3月以来の出場となる松山英樹(28)=LEXUS=は16日、会場入りし、9ホールの練習ラウンドなどで調整。約3か月ぶりの実戦へ「帰ってこられた。ゴルフができることに感謝して頑張りたい」と決意を示した。
松山はツアー中断後、一時帰国して宮崎、宮城などで調整を重ねた。4月中旬に新日程が発表された後は「自分のやりたい練習をしていたら、あっという間に時間が過ぎた」と充実させてきた。5月の渡米後は米フロリダ州の自宅で“自主隔離”。前週の再開初戦には出なかったが、今大会は約500キロ離れた自宅から「車での移動が可能だから」と出場を決めた。
会場ではPCR検査で「陰性」を示す黄色のリボンがなければクラブハウスに入れないなど、前週に続き対策が施される。「いつもと違う。物々しい雰囲気」と少々の戸惑いもあるが、「目指すところは優勝だけど、4日間完走できるように」と意気込んだ。