日本シニアオープンは「一般非公開」での開催を発表


 日本ゴルフ協会は11日、主催するメジャー、日本シニアオープン(9月17~20日、兵庫・鳴尾GC)の開催を発表した。新型コロナウイルス対策のため、大会前のプロアマ大会は中止し、「一般非公開」での開催を予定しているという。

 安全確保のため、有料での観客は入れず、選手や会場関係者など入場者の制限を想定している。日本ゴルフ協会の戸張捷常務理事(オープンゼネラルプロデューサー)は、日本ゴルフ協会を通じてコメントを発表した。

 「新型コロナウィルス感染症は、世界中のスポーツイベント、経済活動、エンターテインメント産業に多大な影響を与え続けています。いまだ同感染症の拡大が懸念される中、当協会は、我が国のナショナルオープンを安全に開催する方法を感染症専門家や関係者の皆様、開催倶楽部と検討を重ねてまいりました。

 その結果として、苦渋の決断ではありますが、本選手権の一般非公開、プロアマ大会中止を決定いたしました。観戦を楽しみにされていたファンの方には、大変申し訳なく思っております。

 当協会では、国内ゴルフ関連5団体で策定した【日本国内プロゴルフトーナメントにおける新型コロナウィルス感染症対策ガイドライン】に基づき、感染拡大防止策を徹底した上で、本選手権を開催してまいります。関係各位、ゴルフファンの皆様には、ご理解をいただきますようお願い申し上げます」。

 埼玉・日高CCで開かれた昨年大会は、谷口徹(52)=フリー=が初日から首位を守る完全優勝。青木功、中嶋常幸に次ぐ史上3人目の日本オープンとの2冠を達成していた。

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