左から、有村智恵、石川遼、青木瀬令奈
国内男子プロゴルフツアー１７勝の石川遼（２８）＝カシオ＝が１５日、自身の公式サイトで新メッセージを掲載した。
ジャパンゴルフツアー選手会の副会長は「先々週のフジサンケイクラシックにて国内男子ツアーもシーズンのスタートを切る事ができました。大会関係者の皆様、本当にありがとうございました」とまず、約８か月ぶりに再開した男子ツアー関係者への感謝の言葉を記した。
また、有村智恵、青木瀬令奈とともに発起人となって立ち上げた、新型コロナウイルスの影響で、経済的な損失を受けたトーナメント業務従事者を支援する基金「トーナメント・プレーヤーズ・ファウンデーション」のクラウドファンディングについても報告。募集期間中に計９１４人から３３４０万円もの支援金が集まった。「皆様からのたくさんのご支援、応援メッセージに胸が熱くなりました。目標金額を大きく上回るご支援をたくさんの方から頂き本当に有り難うございました。心より感謝・御礼申し上げます」とつづった。
１４日から早速、コロナ禍で大会中止が相次ぎ、影響を受けた支援金対象者への助成金申請募集を開始した。キャディーやギャラリーサービス、大会運営、プロカメラマンなど職場を失った関係者を支援予定。「今後対象の方々のお手元にお届けし、今まで以上にトーナメントをファンの皆様に楽しんで頂けるようゴルフ界一丸となってがんばります。皆様からいただいたご支援を、ゴルフトーナメント従事者の皆様にお届けし今後より一層盛り上がる大会を作り上げていきたいと思います。重ね重ねありがとうございます！」とファンや支援者への思いを記した。
今週は、５年ぶりの出場となる海外メジャーの全米オープン（１７日開幕・米ウイングドフットＧＣ）に出場する。既に渡米し、大会会場で調整を続けており「今週、全米オープン頑張ってきます！」と意気込んだ。