日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)と大会主催者は15日、日本で唯一、米女子ツアーと共催で行われていたTOTOジャパンクラシック(11月6日開幕、茨城・太平洋C美野里C)を今年に限り日本ツアー単独の特別公認競技として開催すると発表した。無観客で行われる。新型コロナウイルスの影響で入国制限措置が継続されていることなどを考慮し、全米女子プロ協会(USLPGA)公式戦としては開催しない。
TOTOジャパンクラシックは78人で争われ、10月の富士通レディース終了時の国内賞金ランク35位までと、10月12日時点の世界ランク上位43人が出場する。賞金総額は1億6000万円、優勝賞金は2400万円。
JLPGAの小林浩美会長は「このたびはTOTOジャパンクラシックの開催が決定され、大変ありがたく存じます。今シーズン活躍が目覚ましい賞金ランキング上位選手による白熱した戦いをご期待ください」などとコメントした。
◆TOTOジャパンクラシック 第1回は1973年。昨年までで47回の歴史を誇り、出場人数が限られたエリート大会。2001年からはアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が5連覇し、近年の日本勢の優勝は07、11年の上田桃子(以上は前身のミズノクラシック)、18年畑岡奈紗、19年鈴木愛。