女子プロゴルフツアーの富士通レディースは16日から3日間、千葉・東急セブンハンドレッドC(6659ヤード・パー72)で、新型コロナ感染対策で無観客開催される。ツアー通算2勝の古江彩佳(20)=フリー=が15日、会場で最終調整。昨年大会で史上7人目のアマチュア優勝を飾った思い出の大会へ、「予選通過して上位で争えれば。頑張りたい」と意気込んだ。
今季は9月のデサント東海クラシックでプロ初優勝を挙げ、賞金ランクは6位と抜群の安定感を誇る。古江が取材対応中、前週優勝の稲見萌寧(21)が「ショットを安定させるコツは?」と、質問する場面も。古江自身も「武器は安定性」と言い切る。
古江は今年から大会主催の富士通とスポンサー契約を結んだ。自身初のホステス大会で大会史上2人目の連覇に挑む。(宮下 京香)