66の松山英樹が日本勢最高の28位「後半になって思うようなゴルフができた」


 ◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ最終日(25日、米カリフォルニア州シャーウッドCC=7073ヤード、パー72)

 4位から出て65で回ったパトリック・カントレー(米国)が通算23アンダーで逆転し、ツアー通算3勝目を挙げた。69のジャスティン・トーマス(米国)、68のジョン・ラーム(スペイン)が1打差の22アンダー2位で続いた。19アンダーの4位にバッバ・ワトソン(米国)ら。ロリー・マキロイ(英国)は66と伸ばし、15アンダーの17位となった。

 日本勢では、松山英樹(28)=LEXUS=が10番から出て6バーディー、ボギーなしの66で回り13アンダーの28位。3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの小平智(31)=Admiral=は12アンダーの35位となった。

 金谷拓実(22)=東北福祉大4年=は72で11アンダーの41位。石川遼(29)=カシオ=は74で5アンダーの63位、76の今平周吾(28)=フリー=、67の堀川未来夢(27)=Wave Energy=がともに4アンダーの66位とした。星野陸也(24)=フリー=は74で1アンダー72位。米ツアー初出場の関藤直熈(23)=エブリイ=は70で1オーバーの75位となった。

 連覇を狙ったタイガー・ウッズ(米国)は74で1アンダーの72位に終わった。

 松山英樹「昨日終わった後の練習で少し良くなるのではというのがあったので、今日は期待して出て行った。前半はなかなかバーディーを取れなかったけど、後半になって思うようなゴルフができた。これをどうやって初日からできるかを考えながらオープンウィークを過ごしたい。(パットのルーチンが変わったようだが)入らないので、打ち方もいろいろ変えているけど、今日はうまくいった。(4日間通しては)優勝争いができない位置でプレーするのは悔しい。次の試合で上位に行くために、今週分かったことも、先週分かったこともあるのでそこを一つずつクリアしていければ。(今後は)1週休んで、ヒューストン(オープン)を出るかどうか迷っているけど、いいプレーができるように、いい準備をマスターズに向けてできるようにしたい」

 小平智「今週一番寒かったので、なかなか距離感が合わなくてスコアメイクに苦しんだ。調子は、今日はそんなに悪くなかったがスコアにつながらなかった。(収穫)1、2日目は成長した部分を感じられて、3、4日目で課題も見つかったので、やるべきことが見つかって、これからにつなげたい。今回結果はそこまで良くなかったけど、スコア的にはいい方なので、そこはプラスに捉えて。今までと違ったので、これからに生かしたい」

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