鈴木愛は今年最終戦へ「やっと終わる」と苦笑も「大事な試合なので優勝しかない」と気合


練習日で、ティーショットを放つ鈴木愛(カメラ・岩崎 龍一)

練習日で、ティーショットを放つ鈴木愛(カメラ・岩崎 龍一)

 ◆女子プロゴルフツアー 最終戦メジャー JLPGAツアー選手権リコー杯指定練習日(25日、宮崎CC=6543ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 2017、19年賞金女王で20―21シーズンは未勝利で賞金ランク9位の鈴木愛(26)=セールスフォース=は今年の最終戦に向け、「やっと終わるかと。笑いが出ます。今年は楽しい思い出一つもない。ずっと苦しかったので」と心境を語った。

 気持ちは来年へ―としながらも、「今週は賞金も高いですし、来年の1年もすごく大事になる。五輪に向けて、賞金女王に向けても大事なシーズンになる。この試合で(トップとの)賞金額が開くと来年1年あっても追いつくのが厳しくなる。大事な試合なので、優勝しかないという気持ち。例年はここで賞金女王争いのプレッシャーもあったので、ノビノビできる」とうなずいた。賞金ランク首位の笹生とは約5390万円の差があり、正念場だと捉えた。

 今週のキャディーはゲーリー・ジョンストン氏を起用する。「楽しくできる。先週の(男子で勝った)金谷選手みたいにいいプレーをしたい」。ダンロップフェニックスでプロ初優勝した金谷拓実とタッグを組んだ“乗ってるキャディー”にあやかる。

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