日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長(57)が27日、宮崎CCで報道陣に対応し、来年のトーナメントに関して、人数を限定した上で有観客開催の実現を目指す考えを明かした。新型コロナウイルスの感染拡大状況にもよるが、「安全確保を優先しながら、ファンの方に少しずつでも試合を見に来ていただけたら。(主催者と)一緒に努力したい」と述べた。女子ツアーは今年、全14試合を無観客で開催。21年の日程は12月中旬に発表される予定だ。
また、来年の試合の出場人数増枠について「現時点で11試合プラスアルファでめどが立っている」と、該当試合で各5~10人の出場者を増やす方針だという。同会長はプロテストにも言及し、来年は2回行う予定だと明かした。今秋に延期となった分は来年3月から6月に行われることが既に決定している。