４番ティーショットを放つ金谷拓実
◆男子プロゴルフツアー 最終戦メジャー 日本シリーズＪＴカップ 第３日（５日、東京・東京よみうりＣＣ＝７０２３ヤード、パー７０、報知新聞社主催）
ルーキーでは大会史上初の優勝と、初のツアー２連勝を狙う金谷拓実（２２）＝東北福祉大４年＝は５バーディー、３ボギーの６８で回り、通算５アンダーで首位と２打差の３位に浮上した。小雨が降り続ける気温６度の寒さの中、スコアを伸ばした２２歳は「今日は寒くて難しい日だったので、あしたは天気が回復することを願って、いいスコアを出せるように頑張ります」と語った。
難関の最終１８番はパーで締め、「ショットが全体的に左に行くことが多くて。最初のラフから難しいアプローチだったんですけど、長いパーパットが入って、あしたにつながるかなと思います」。メジャー初制覇を射程にし、８１年大会の羽川豊の２３歳３６３日を更新する大会史上最年少Ｖにも期待が高まる。金谷は「あしたはもっといいスコア出して、優勝を目指して頑張りたいです」と意気込んだ。