米女子プロゴルフツアーのゲインブリッジ選手権は25日から4日間、米フロリダ州のレイク・ノナG&CCで行われる。21年初戦となる畑岡奈紗(22)=アビームコンサルティング=が意気込みを語った。大会はWOWOWで放送される。
畑岡はホームコースでの大会を迎え、「やっぱり試合となると雰囲気とか難しさっていうのも出てくるのかなっていうふうに思います。普段は何気なく回っていますけど、風の読みとか普段よりしっかりやっていかなきゃいけないなと思ってます」と気を引き締めた。
コース攻略のポイントについては「パー3の距離がすごくあって、短くても多分6アイアンとかになるところと、パー5もなかなか届かないところがある。長いクラブを持ったときに狭いグリーンに対してどれだけ自信を持って打っていけるかなっていうところだと思います」と分析した。
昨年12月以来の試合でオフは日本に戻り、自身のパッティングを分析するなど取り組んだ。試合に向け、「コースが難しいのでなかなかビッグスコアも出しにくいかなと思っている。あんまり無理して攻めて行かないでしっかりパーを重ねていって取れるところでとっていきたいなと思います」と語った。
米ツアー5年目となり、「まず今週はしっかり予選を通過することを目指して頑張りたい。今年一年は去年勝つことができなかったので最低でも1勝できるように頑張りたい」と決意を口にした。
今大会は野村敏京が出場するほか、LPGAツアー72勝を誇るレジェンド、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)の13年ぶりツアー復帰が話題となっている。