21年初戦を迎えた畑岡奈紗は2アンダー17位発進「いいスタート」


畑岡奈紗

畑岡奈紗

◆米女子プロゴルフツアー ゲインブリッジ選手権 第1日(25日、米フロリダ州レイク・ノナ・ゴルフ&CC=6701ヤード、パー72)

 2021年初戦を迎えた畑岡奈紗(22)=アビームコンサルティング=は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、2アンダーで首位と5打差の17位で初日を終えた。ツアー通算72勝で、13年ぶりツアー復帰のアニカ・ソレンスタム(50)=スウェーデン=は75で3オーバー77位。同3勝の野村敏京(28)=フリー=は78で6オーバー115位と出遅れた。65をマークしたリディア・コ(23)=ニュージーランド=が7アンダーで単独首位発進を切った。

 米ツアー5季目をホームコースで迎えた畑岡は、前半の12番でボギーが先行したが、14番で約2メートル半のパットを沈めて今季初バーディーを奪った。15番も連続で伸ばした。18番パー4では第2打を左に曲げて池につかまってのダブルボギー。1オーバーで折り返した。風が強まった後半は得意のショットで修正をかけ、2番でバーディーの後、8番パー4では第2打をピン右手前約3メートルにつけてのバーディー。上がりの9番パー5ではフェアウェーから2オンに成功し、連続バーディーで締めた。

 ホールアウト後のインタビューで「ボギーが先行したけど、後半で風が少し出てきた中でもトータル2アンダーで回ることができて、いいスタートなんじゃないかな。試合となるとすごく緊張感があって良かった。(ショットで)後半は肩で回るようにしようと思って試合の中で修正できました」と振り返った。19年3月以来となるツアー通算4勝目を目指す。第2ラウンド以降に向けては「今日の後半でつかみかけたショットの感覚をより自分のものにして、明日はもっと自信を持って18ホール攻められるように頑張ります」と表情を引き締めた。

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