◆米男子プロゴルフツアー 世界選手権シリーズ ワークデー選手権 第3日(27日、米フロリダ州=7474ヤード、パー72)
米ツアー通算5勝の松山英樹(29)=LEXUS=は12位から出て6バーディー、2ボギーの68をマーク。首位と5打差の通算10アンダーの7位へと順位を上げた。
気温30度を超える晴れ間の下、1番からスタート。1番はグリーン右手前のバンカーからの第3打を放り込んでバーディー発進した。3番パー5もグリーン手前のバンカーから、3打目を70センチに寄せて伸ばした。6番パー3はグリーン手前のバンカーに入れ、2・5メートルのパーパットが決まらずにボギーで、前半はスコアを1つ伸ばして折り返した。
後半は、12番で2・5メートルを沈めてバーディー先行。14番は、グリーン左ラフから3打目のアプローチを放り込んで伸ばした。16番は8・5メートルをねじ込んでバーディー。17番パー5は3打目を1メートルに寄せて伸ばした。最終18番パー4は第2打をグリーン右手前に外し、2・5メートルのパーパットが外れてボギーとなった。この日のフェアウェーキープ率は78・57%、パーオン率は61・11%。計25パットとグリーン上では前週からの好調を維持している。
ホールアウト後、松山は「後半になって、うまく(バーディーが)取れていたのでよかったんですけど、最後はもったいなかったという感じですね」と振り返った。2月今大会初日の25日に29歳となった日本のエース。首位と5打差を追う最終日に向けては「今日くらいのティーショットと昨日までのパットがあれば、追いつけるチャンスもあると思うので、そうなるように頑張りたいなと思います」と前向きなコメントを残した。
日本ツアー賞金ランク1位の稲森佑貴(26)=国際スポーツ振興協会=は、20位で出て3バーディー、3ボギーの72で28位へ後退した。67をマークした昨年の全米プロ覇者のコリン・モリカワ(24)=米国=が、通算15アンダーの単独首位に浮上した。