連覇狙う河本結が5つ伸ばして単独首位 渋野日向子は5差18位で後半 アクサレディス第2日


アクサレディス2日目 1番、ティーショットを放つ渋野日向子(カメラ・渡辺 了文

アクサレディス2日目 1番、ティーショットを放つ渋野日向子(カメラ・渡辺 了文

◇女子プロゴルフツアー アクサレディス 第2日(27日、宮崎・UMKCC=6568ヤード、パー72)

 最終組が前半9ホールを折り返した。2019年大会覇者で2年越しの連覇を狙う河本結が、5つ伸ばして通算9アンダーの単独首位に躍り出た。河本と同組で、今季2勝の原英莉花が2打差の2位で追う。17年と19年賞金女王の鈴木愛、賞金ランク1位の小祝さくら、高橋彩華、岡山絵里、稲見萌寧、14年大会覇者の渡辺彩香が6アンダーの3位で並んでいる。

 山下美夢有、ユン・チェヨン(韓国)、新垣比菜、宮田成華、酒井美紀は5アンダーの9位となっている。

 2019年AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子は、前半9ホールを1バーディー、1ボギーの36で回った。同じピンゴルフジャパン契約の鈴木愛、比嘉真美子と同組で大勢のギャラリーを引き連れた。季節外れのセミが鳴くほどの温かさ。不規則な風が吹き、強い日差しでグリーンが硬くなり、アイアンショットの距離感に苦労する姿が見られた。

 それでも、175ヤードの7番パー3で、渋野はバーディーを先行させた。ピン左7メートルからのバーディーパットを沈め、満面の笑みで1000人までが上限の観客から温かい拍手を浴びた。392ヤードの9番パー4は、フェアウェーからアイアンでの第2打がグリーン右のラフへ。3打目の寄せが1・5メートルオーバー。パーパットが惜しくも、カップにけられてボギーとなった。

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