◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第1日(22日、兵庫・有馬ロイヤルGCロイヤルC=7103ヤード、パー71=一般非公開)
第1ラウンド(R)が行われ、ツアー通算17勝の石川遼(29)=カシオ=は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの69で回り、2アンダーでホールアウトした。65をマークしたツアー未勝利の池村寛世(25)=ディライトワークス=が6アンダーで暫定首位に立っている。
石川は出だしの1番パー5(527ヤード)で2打目をグリーン奥のカラーまで運び、約10メートルのイーグルパットは外したが、バーディーと好発進。3番パー4(388ヤード)では第1打を右ラフに曲げると、左足上がりの第2打が「ちょっとダフッた」とまさかのグリーン手前の池へ。4オン、2パットで痛恨のダブルボギーを喫した。8番パー3では第1打を右手前にこぼしたが、第2打、約15ヤードのアプローチをきっちりピン1メートル弱まで寄せてパーセーブ。徐々に落ち着きを取り戻し、後半は3つスコアを伸ばして初日を終えた。
ホールアウト後に取材対応し「(前半は)ちょっとバタバタしてしまった。(3番のダブルボギーは)パーを諦めてボギー狙いにシフトしたり、やりようはあった。でもそこからズルズルと行かなかったのは、アプローチでしのげていた。うまくアンダーパーで上がってこられた要因だと思います」と振り返った。今年ツアー初戦となった前週の東建ホームメイトカップでは予選落ちをしており「先週よりも試合の雰囲気にのまれずに自分のゴルフに集中できた感じがする」とうなずいた。